2011-06-21
Pray for Japan作品、岩手へ
Category :
exhibition
information
東日本大震災の被災地復興のため、
dd青山店、自由が丘店にて開催された
チャリティ・アート展"Pray for Japan"。
海外から多数の作品を寄せてくれたアーティストたち、
そしてご来店、ご購入くださったみなさまの
ご協力に、心よりお礼申しあげます。
義援金として、このたび ¥1,465,562 の売上を
日本赤十字社に寄付いたしました。
くわしくはこちらをご覧ください。
また、今回チャリティ展でお求めいただいた作品を、
岩手県に持って行ってくださったと、
お客さまから心温まるご連絡をいただきました!
岩手県、大槌町は吉里吉里にあるお寺、吉祥寺(きっしょうじ)。
震災で深刻な被害にあわれ、現在も復旧が難航している
地域とのこと。
お寺の木に巻かれたのは、フランスでユニットで活動している
Julie Pongさんが送ってくれたもの。
ハート型で日の丸のフラッグを表現したニット作品でした。
吉祥寺の住職さんが『一番いい木に!』と言ってくださった
ということで、お寺に登る先頭付近の杉の木に、
結びつけてくださったのだそう。
この日は岩手のミュージシャンの方などが
ボランティアで「復興食堂」という催しをされていたとのことで、
たくさんの方がお寺に集まっていらしたそうです。
『皆さん笑顔いっぱいでしたよ。』というお客さまの
お言葉に、私たちも胸が熱くなりました。
過酷な状況のもとで、大槌の町のみなさんが
力を合わせていらっしゃるなかに、
遠く海外から送られた作品が届けられ、
目にしていただけることを、大変ありがたく思っています。
岩手のみなさんへ作品をお持ちになり、
お知らせくださったIさま、あらためまして
ありがとうございました!
最後は、パリから作品を送る前にJulieさんが
寄せてくれた画像。
公園に桜の花びらがたくさん散っています。
このときは3月の末。
3ヶ月後、パリの公園の木から岩手のお寺の木へ
引き継がれたハートの日の丸。
つながれていく気持ちに、とても励まされる思いがします。
そして、被災地のみなさんが一日も早く
安心した生活を取り戻せることを、
私たちもひきつづき、心からお祈り申しあげます。
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