2009-08-14
サダハル・アオキのミルフィーユ
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book
日本からパリに渡って、お店をオープンさせた
青木 定治さんのことは、よくうかがっていましたが
お会いするのは、この取材がはじめて。
青木さんがインテリアをほとんど手作りしたという
ヴォジラール通りにあるお店を取材させていただきました。
青木さんの最初の印象は、とてもエネルギッシュな方。
なんでも楽しもうよ!というようなパワーが感じられて
ぐいぐいと引き込まれるようなムードにあふれています。
コーディネーターの伊藤さんは、青木さんと
長年のお知り合いということもあって
「まずは、これを食べてみてよ」と
新作のミルフィーユ「ピクニック」をいただくことに。
かわいらしいピンクのギンガムチェックのペーパーに
包まれたミルフィーユは、いちごがのぞいて愛らしい姿。
そして、ペーパーごと手にして
サンドイッチのような感覚で
そのままがぶりと、かぶりつくことができます。
ミルフィーユというと、おいしいけれど
きれいに食べるにはどうしたらいいの?と
躊躇してしまいますが、これなら食べやすい!
フランス語で「フイユタ−ジュ」と呼ばれる
パイ生地は、層の重なりもしっかりパリッと
さくさくっとして軽やか。
このパイ生地にサンドされた
「クレーム・パティシエール」(カスタードクリーム)が濃厚で
さわやかな酸味のある、いちごとぴったり。
バターの風味のいきたパイ生地と
あまいクリームと、さわやかないちごが
ひとくちめから一緒に楽しめるなんて、しあわせ!
「大人が、子どもみたいに
口のまわりをクリームでべたべたにしながら
夢中でケーキをほおばっている姿って、
チャーミングじゃないですか?」という青木さん。
たしかに、ひとくちほおばったら
そのまま食べ終わるまで夢中でしたと、
大きくうなずきました。
そして、そんな人々の姿を想像しながら、
お菓子を考えるのって、なんだか楽しそう……
作る側も、きっと笑顔になってしまうのでは?と思いました。
取材の少し前に、ミルフィーユの
コンクールに出場したばかりという
青木さんの作るパイ生地は、
エシレ発酵バターを使うなど素材にこだわって
その作り方も基本を大事にしているので、評価も高いそう。
定番メニューのミルフィーユ・ヴァニーユや
抹茶を使ったミルフィーユなどもブティックで人気の品で
プロのパティシエさんの中にも、ファンがいるほどなのです。
「お菓子作りは手品みたいなもの。
うわっと驚いてもらえたら成功です」
という青木さん。
人を楽しませたい、よろこばせたいという思いが
おいしいお菓子と、チャーミングなおしゃべりから
伝わってきました。
editor : koko tashima
「サダハル・アオキ」のブティックも紹介している
『パリのお菓子屋さん』の詳細は、こちらです。
青木 定治さんのことは、よくうかがっていましたが
お会いするのは、この取材がはじめて。
青木さんがインテリアをほとんど手作りしたという
ヴォジラール通りにあるお店を取材させていただきました。
青木さんの最初の印象は、とてもエネルギッシュな方。
なんでも楽しもうよ!というようなパワーが感じられて
ぐいぐいと引き込まれるようなムードにあふれています。
コーディネーターの伊藤さんは、青木さんと
長年のお知り合いということもあって
「まずは、これを食べてみてよ」と
新作のミルフィーユ「ピクニック」をいただくことに。
かわいらしいピンクのギンガムチェックのペーパーに
包まれたミルフィーユは、いちごがのぞいて愛らしい姿。
そして、ペーパーごと手にして
サンドイッチのような感覚で
そのままがぶりと、かぶりつくことができます。
ミルフィーユというと、おいしいけれど
きれいに食べるにはどうしたらいいの?と
躊躇してしまいますが、これなら食べやすい!
フランス語で「フイユタ−ジュ」と呼ばれる
パイ生地は、層の重なりもしっかりパリッと
さくさくっとして軽やか。
このパイ生地にサンドされた
「クレーム・パティシエール」(カスタードクリーム)が濃厚で
さわやかな酸味のある、いちごとぴったり。
バターの風味のいきたパイ生地と
あまいクリームと、さわやかないちごが
ひとくちめから一緒に楽しめるなんて、しあわせ!
「大人が、子どもみたいに
口のまわりをクリームでべたべたにしながら
夢中でケーキをほおばっている姿って、
チャーミングじゃないですか?」という青木さん。
たしかに、ひとくちほおばったら
そのまま食べ終わるまで夢中でしたと、
大きくうなずきました。
そして、そんな人々の姿を想像しながら、
お菓子を考えるのって、なんだか楽しそう……
作る側も、きっと笑顔になってしまうのでは?と思いました。
取材の少し前に、ミルフィーユの
コンクールに出場したばかりという
青木さんの作るパイ生地は、
エシレ発酵バターを使うなど素材にこだわって
その作り方も基本を大事にしているので、評価も高いそう。
定番メニューのミルフィーユ・ヴァニーユや
抹茶を使ったミルフィーユなどもブティックで人気の品で
プロのパティシエさんの中にも、ファンがいるほどなのです。
「お菓子作りは手品みたいなもの。
うわっと驚いてもらえたら成功です」
という青木さん。
人を楽しませたい、よろこばせたいという思いが
おいしいお菓子と、チャーミングなおしゃべりから
伝わってきました。
editor : koko tashima
「サダハル・アオキ」のブティックも紹介している
『パリのお菓子屋さん』の詳細は、こちらです。