2012-10-19
アヌさんの「ママのパヴロヴァ・ケーキ」fromフィンランドのガーデニング
ジュウ・ドゥ・ポゥムの新刊『フィンランドのガーデニング』は
もうご覧になりましたか?この本では、
美しいお庭はもちろん、そこに暮らすアーティストたちが
お庭を楽しむ普段の様子も、そのまま紹介しています。
きらきらと輝く夏の太陽の下でとる、お食事やおやつの時間は
いちばんの楽しみと話してくれた、アーティストたち。
戸外での時間が、特別なスパイスになって
いつものお料理だって、また格別のおいしさ。
ピクニックのような毎日に、子どもたちも大よろこびです。
この本に登場してくれた、Anu Saari アヌ・サーリさんと
John Lundsten ヨン・ルンドステンさんカップルは
キッチンガーデンで摘んだフレッシュなミントでお茶をいれ
旬のベリーがたっぷりのった
パヴロヴァ・ケーキを披露してくれました。
このパヴロヴァ・ケーキ、
フィンランドで、よく食べられるスウィーツとのこと。
ロシアの伝説的バレリーナのアンナ・パヴロヴァにちなんだ名前で
ニュージーランドまたはオーストラリアが発祥と言われています。
メレンゲの上に、生クリームとたっぷりのベリーがのった
見た目も愛らしい、このケーキのポイントは、
さっくりと軽くて、溶けるような口あたりのメレンゲ。
アヌさんとヨンさんと一緒にテーブルを囲んだときに
そのおいしさに、レシピをお聞きしてきました!
お母さんに教えてもらったというオリジナルのレシピを
アヌさんが、英語にして送ってくれたので
ぜひ、お菓子づくりの参考にしてみてくださいね。
Mom’s Pavlova Cake
アヌさんの「ママのパヴロヴァ・ケーキ」
<材料>
メレンゲ生地:
・ たまごの白身 4個分
・ 砂糖 250グラム(だいたい3デシリットル)
・ コーンスターチ 小さじ2
・ ホワイト・ワイン・ビネガー 小さじ1
→ さっくりメレンゲの秘密のポイント!
・ バニラ・エッセンス 2滴(またはバニラシュガー 小さじ1)
トッピング:
・ 生クリーム 250ml
・ フレッシュ・ベリー(いちごやブルーベリー、ラズベリーなど)1〜1.5リットル分
<作り方>
・ オーブンは180℃に予熱しておきましょう。
1. たまごの白身をやわらかい角が立つくらいまで泡立てましょう。いったん泡立て器を取り出して、一度に大さじ1杯分ずつの砂糖を加えながら、また泡立てます。ぴんと角が立つまで、これを繰り返します。
2. バニラ・エッセンスとホワイト・ワイン・ビネガーを混ぜて、1に加えます。その上からコーンスターチも加え、金属製のスプーンで軽く混ぜあわせます。
3. オーブン皿にクッキングシートを敷いて、その上にメレンゲをスプーンで流し入れ、だいたい直径21cmくらいの円型を作ります。表面を平らにして、側面もなめらかにしていきましょう。
4. 予熱したオーブンに入れて、すぐに150℃に温度を下げます。オーブンの中で1時間ほど焼いて、そのまま冷ましましょう。
5. 冷ましたメレンゲの上を、泡立てた生クリームとベリーで飾ります。すぐにテーブルに出して、いただきます!
『フィンランドのガーデニング』には、ほかにも
ベリーやルバーブを使ったケーキが、たくさん登場しています。
素敵なお庭づくりのアイデアとともに、
ホームメイドのかわいいケーキもお楽しみください。
『フィンランドのガーデニング』は
全国書店やオンライン書店のほか、
こちらのウェブサイトからもお求めいただけます。
http://www.paumes.com
アヌ・サーリさんは、フィンランドのテキスタイル・ブランドLuhta Home のコンセプトデザイナーとして活躍するほか、友だちのMariさんとMoikoというブランドを立ち上げています。Moikoから発表している、グリーティング・ミトンでごあいさつ!
(Moikoのウェブサイトは現在リニューアル中。新しいウェブができたら、また紹介いたします)
Kiitos, Anu, John and Anu's mother!!
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